使う雑巾によって汚れのとれ方は変わる!おすすめ雑巾を紹介

雑巾とバケツ

家具になどについたホコリを拭いたり、床を磨き上げたりと、いろいろな場所の掃除に活躍する雑巾

便利な掃除ロボットやグッズが次々に登場する昨今ですが、汚れに気づいたときにサッとピンポイントで拭き取れる雑巾は、オーソドックスながら今でも重宝する存在です。

ここでは雑巾のバリエーション別に、その特徴や選び方、おすすめの雑巾を紹介しますので購入時の参考にしてみてください。

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この記事はタオル・繊維製品販売の宏進が執筆しています。

雑巾にも種類がある

実は時代に合わせて便利に進化を遂げている雑巾。売り場ではさまざまな種類を目にすることが可能です。ここではそんな雑巾を素材別に3種類に分けてご紹介します。

パイル地の雑巾

パイル地とはタオルを主原料とした素材のことで、表面に丸いループ状の繊維がみられるのがこのタイプ。

高い吸水力を持つのが特徴で、最も一般的で昔からあるタイプの雑巾といえます。

毛足が長いためホコリや汚れを取り除きやすく、汚れをしっかり落としたい時の水拭きでも、水気を拭き取りたい時の乾拭きでも便利です。

耐久性があるのも使いやすいポイント。

マイクロファイバーの雑巾

ナイロンやポリエステルなどの合成繊維でできているマイクロファイバー
パイル地との大きな違いは繊維の細さで、ふわふわとした感触が手に心地よい素材の雑巾です。

その繊維は髪の毛の100分の1以下の細さで、表面がギザギザしているため、吸水しやすく、また乾きやすいという特徴を持っています。

最近ではハンディタイプのマイクロファイバー雑巾を見かけることも。冬場でも乾きが早いところが使いやすいポイントです。

使い捨て式の雑巾

紙または不織布でできた「化学雑巾」と呼ばれる使い捨ての雑巾もあります。

ティッシュやキッチンペーパーよりも丈夫な素材でできており、薬剤が染み込んでいるので、濡らさず軽い力で拭くだけでホコリや汚れを吸着できます。

使い終わったらポイッと捨てられるので衛生的

洗ったり消毒したりする手間が省けるため、忙しい時の掃除にもおすすめです。

コスパが気になるところですが、布の雑巾と併用することで便利に使えるでしょう。

使う雑巾によって汚れのとり方は変わる

前述した3タイプの雑巾は仕上がりにそれぞれ違いがあり、使う場所や用途別に使い分けることで高い効果を実感できます。

それぞれの雑巾の汚れ落ちの違いや、おすすめの用途を紹介しますので参考にしてみてください。

パイル地雑巾の汚れのとり方とおすすめの用途

ループ状の繊維が、汚れやホコリをしっかり絡め取ってくれるパイル地の雑巾。
洗濯機で洗っても傷みにくく丈夫なため、長時間いろいろな場所に使うことが可能です。

厚みがあるため水を含ませたあとも絞りやすく、窓拭きや床掃除など幅広いシーンで活躍します。
子どもが学校で使用するための雑巾としてもおすすめです。

マイクロファイバー雑巾の汚れのとり方とおすすめの用途

吸水性・速乾性が高く、油性の汚れにも強いマイクロファイバーの雑巾。

細い繊維でできているため、洗剤を使用しなくても汚れをしっかりと拭き取ることができます。
こちらもオールマイティーに使用できますが、家の中でも油性の汚れが付きやすいキッチンや、車のボディに使うのがおすすめです。

洗車時に吸水性が良くない雑巾を使うと何度も雑巾でこすってしまい、ボディにキズがついてしまうことがあります。
マイクロファイバー雑巾であれば、拭く回数が少なく済み水垢が残りにくいでしょう。

使い捨て式雑巾の汚れのとり方とおすすめの用途

力を入れずにサッと拭くだけでホコリがとれる使い捨て雑巾
蛍光灯の傘スイッチまわりなど、ホコリがたまりやすい場所を拭くのに適しています。

水を使わずにホコリや汚れが取れるので、濡らしたくない家具に使うのにも便利。

また、つや出し効果があるものなら、革製品の靴やバッグを磨くこともできます。
使い捨て式雑巾は、車のボディには適さないものの、車内のハンドルやシートを拭くのにはおすすめです。

雑巾を選ぶ時のポイント

マルとバツ

続いて雑巾を選ぶ時のチェックポイントを6つ紹介します。

たくさんあるように感じますが、雑巾を長く便利に使うためのポイントなので意識しておきましょう。

素材

雑巾は素材によって使い勝手が変わります。前述した3種類の素材の特徴をチェックして、用途に合わせて使い分けるようにしましょう。

大きさ

雑巾のサイズが大きすぎると拭くときにうまく力が入らなかったり、小さすぎると用途が限られたりします。

おすすめは雑巾を4つに畳んだ時に、手のひらにぴったりになるサイズ。このサイズなら、力がかけやすく、汚れを落としやすいのでおすすめです。

厚さ

雑巾の厚さも意識すると、掃除のしやすさにつながります。雑巾が厚すぎると水が絞りにくく、また、細かい部分の拭き残しが起こりがち。

薄すぎると吸水性が低くなり、掃除するときの効率が悪くなるため、絞りやすいと感じられる、厚さがほどよいものを選ぶことも大切です。

吸水性

雑巾で拭いたものに水が残っていると水垢になったり、カビができたりしてしまう恐れがあります。衛生的に使うために吸水力もチェックしましょう。

水をしっかり吸収できる雑巾は、汚れ落ちが良い傾向もあるため、掃除がはかどります。

速乾性

使ったあとの雑巾は嫌な臭いが発生しがちですが、速く乾く雑巾は雑菌による臭いが出にくいため衛生的に使えます。

洗い替えを多く用意する必要がないのも嬉しいポイントです。いろいろな場所で頻繁に使う雑巾は、速乾性にもこだわって選びましょう。

耐久性

耐久性が低いと雑巾の繊維が傷んでしまい、拭くものに傷をつける恐れがあります。

雑巾は拭くときに力をかけたり、絞ったりすることで傷んでしまいがち。頻繁に買い替えるのを避けるためにも、できるだけ丈夫なものを選びましょう。

おすすめの雑巾

窓拭き

雑巾の種類や選び方についてお伝えしてきましたが、ここからは雑巾のおすすめ商品を紹介します。

ネット通販で気軽に手に入れられるのでチェックしてみましょう。

商品名:マイクロファイバー超吸水キッチンタオル
サイズ:30×30cm
セット内容:ブルー・ピンク・オレンジ・グリーンの4枚セット
素材:マイクロファイバー
マイクロファイバー
マイクロファイバー製の4枚組キッチンタオルです。キッチンタオルというネーミングですが、ほど良い大きさで雑巾として掃除にも使えます。

4色セットなので、キッチンや食器、網戸など場所別に使い分けするのにも便利。吸水性が高く、水滴や油汚れも素早く拭き取ることができます。

コスパの良いマイクロファイバー雑巾を探している人におすすめです。

まとめ

雑巾の素材による違いや用途についてお分かりいただけたでしょうか。

種類ごとに上手に使い分けることで効率よく部屋をキレイにできるので、用途に合わせて選びましょう。

また、おすすめの雑巾も紹介しましたので、ぜひ手にして使いやすさを体験してみてください。