トイレのタオルは細菌がいっぱい!清潔に保つ方法を解説

トイレ画像

トイレのタオルをどのくらいの頻度で交換していますか?

一見汚れていないように見えるため、頻繁に交換していない方もいるかもしれません。

しかし、トイレのタオルは細菌が繁殖しやすく、状態によってはカビが発生する可能性があります。

そこで今回は、トイレのタオルに細菌が繁殖しやすい原因を解説し、その対策方法やおすすめのタオルを紹介します。

1

この記事はタオル・繊維製品販売の宏進が執筆しています。

トイレのタオルに繁殖しやすい細菌

タオル掛け

手をきれいに洗ってからタオルを使えば、基本的にタオルは汚れないと思っていませんか?

また、タオルが湿ったとしても乾かせば、同様に問題ないと考えている方もいるでしょう。

まずは、トイレのタオルに細菌が繁殖する原因について紹介します。

トイレで用を足した後に付着する大腸菌

トイレの便器や床、掃除用ブラシには、「緑膿菌」「大腸菌」「エンテロバクター」などのさまざまな細菌がいます。

また、食中毒の原因となる腸管出血性大腸菌やノロウイルスなどは、感染者の便からも感染するといわれています。

排便後にトイレットペーパーを使う方は、気づかないうちに細菌やウイルスが手に付着しているかもしれません。

その際、手を石鹸やハンドソープでしっかり洗わないままトイレのタオルを使用すると、タオルに細菌やウイルスが付着します。

さらに、トイレの水は勢い良く流れるため、気づかないうちに四方に水が飛び散り、そこに含まれる菌がトイレのタオルに付着する可能性もあります。

湿ったタオルは臭いの原因菌が繁殖しやすい

ライオン株式会社は、ハンドソープで手を洗った後に拭くタオルを、3日間使ったものと6日間使ったものそれぞれを1日放置し乾燥させ、タオルからどれだけの細菌が検出されるか調査を行いました。

その結果、一度乾燥させた場合でも細菌が検出され、さらにはこのタオルを使用することでハンドソープで洗った手にも細菌が移っていたのです。

どんなにハンドソープで洗ったきれいな手であっても、タオルを湿らせてしまうと菌が繁殖しやすくなり、臭いの原因となります。

しかも、そのタオルを放置すれば菌がさらに繁殖するうえ、たとえ乾燥させても菌は減らないのです。

その他に、人間には黄色ブドウ球菌などの菌が常駐しています。

タオルで手を拭いた際にこれらの菌がタオルに移り、タオルに付着したたんぱく質や皮脂を栄養として繁殖します。

これも、タオルが臭う一因です。

湿ったタオルを放置するとカビの発生も

先ほど紹介したように、湿ったタオルを置いておくと細菌が繁殖しやすく、そのまま放置するとカビが発生するケースもあります。

トイレは湿度が高く、室内が高温になりやすいため、細菌が繁殖する絶好の環境です。

タオルにカビが発生するのはもちろん、タオルを掛けている壁にカビが発生する可能性もあるでしょう。

トイレのタオルを清潔に保つ方法

巻いたタオル

トイレのタオルに細菌が繁殖しやすい原因を知ったところで、次は、トイレのタオルを清潔に保つ方法について紹介します。

家族それぞれの専用タオルをかけておく

トイレのタオルは、使用したらその都度交換するのが理想的です。

しかし、洗濯のことやタオルの置き場所を考えると、その都度交換するのが難しい方もいるでしょう。

難しい場合には、家族それぞれの専用タオルをかけておく方法をおすすめします。

仮に、ノロウイルスなどに感染した家族がいても、他の家族に感染する可能性が低くなるからです。

ただ、家族の人数が多い場合には、専用タオルを用意するのは厳しいかもしれません。

濡れたままのタオルを長時間放置しない

家族専用タオルを準備できないとなれば、濡れたままのタオルを長時間放置しないようにしましょう。

トイレの窓を開けたり、常時換気したりするようにしてください。

または、乾燥しやすい場所に、トイレ用タオルをかけておくのも良いでしょう。

また、タオルが壁と接しないようにかけるのもおすすめです。

最低でも1日使ったら必ず洗濯する

手を拭いた回数だけでなく、トイレの温度や湿度によっても菌の繁殖状況は違いますが、トイレのタオルは最低でも1日使ったら必ず洗濯するようにしましょう。

見た目には汚れていなくても、1度タオルが湿れば、細菌は繁殖しやすくなります。

乾燥させたとしても、タオルに潜む細菌やウイルスは減少しないことを忘れないでください。

抗菌防臭タオルを使用する

これまでの方法を実践するのはもちろん、トイレ用タオルに抗菌防臭タオルを使用するのもおすすめです。

抗菌防臭タオルであれば、一般的なタオルよりも細菌の繁殖を防いでくれるでしょう。

しかし、抗菌防臭タオルだからといって、湿ったまま放置したり長期間交換しなかったりすると、細菌が繁殖する原因になるので注意してください。

トイレのタオルにおすすめの抗菌防臭タオルイレーズ

最後に、トイレのタオルにおすすめの抗菌防臭タオル「イレーズ」を紹介します。

テイジンの抗菌防臭糸サンクローネで織ったタオルです。

糸自体に抗菌効果があるため、100回洗濯しても効果が持続します。

イレーズのフェイスタオルには薄色と濃色があり、トイレのインテリアに合わせて選択可能です。

もちろん通常のタオルとしても使えるため、スポーツの汗拭き用タオルにも、お風呂上り用のタオルにも適しています。

>>抗菌防臭タオルイレーズ フェイスタオル 薄色抗菌防臭タオルイレーズ フェイスタオル 薄色

>>抗菌防臭タオルイレーズ フェイスタオル 濃色抗菌防臭タオルイレーズ フェイスタオル 濃色

まとめ

トイレのタオルは、考えている以上に細菌やウイルスが付着しやすいのです。

抗菌防臭タオルを使い、使ったらできるだけ洗濯することを心がけ、少なくとも毎日交換するようにしてください。

トイレのタオルを清潔に保ち、自分や家族の健康を守りましょう。